吸水防止剤は表面の撥水を目的としているわけではないので、石材・RCの場合は躯体自体が削れない限り吸水防止効果は持続します。雨水が基材に入らなければ、白華(エフロエッセンス)、汚れ、シミ、凍害、サビなどあらゆるトラブルを未然に防ぐことができるのです。
財団法人日本塗料検査協会にて、平成19年2月17日付けで「TB-COAT」のホルムアルデヒド放散量の試験をして頂き、ほとんど放出していないことをご報告頂きました。
TB-COATは素材の内部に浸透しその主成分(シリコーン)が化学結合して耐久性のある吸水防止層を形成します。塗膜タイプとは違い素材の質感を大きく変えないため、天然石・コンクリート・檜の表情をそのまま生かした仕上げ剤です。
一般の撥水剤の様に表面撥水を目的とした製品ではなく、素材内部で化学結合するので紫外線による劣化を受けにくいので長期間に渡って素材を保護し続けます。
タイル目地・石材・レンガなどから発生するエフロをTB-COATを塗布する事で防止・抑圧します。クラックが原因によるエフロは防止できませんが美観を維持するには最適な保護剤です。
石材や木材は常に呼吸をしておりますが、保護剤によっては塗布することにより呼吸を止めてしまう場合があります。しかしTB-COATは呼吸を止めないので、浴槽の檜などに塗布しても香りが生きます。